オオハナインコを4年飼育してみた感想

オオハナインコの成熟

オオハナインコの妖子(あやこ)が5歳、花太郎(はなたろう)が4歳になりました。
以前と言いましても、たかが10年ぐらい前は、この時期になるとオオハナインコは人から離れて、荒鳥になってしまうとか、けっこう言われてきたものです。
結論から言いますが、うちの場合は、荒鳥化するどころか、べた馴れで、人が大好きでたまらないような個体にそれぞれ成長しました。
オオハナインコは、どうも、他のインコと比較しても、孤独に弱いらしく、かなり可愛がってやったということもあると思います。時間はそれなりに必要なインコだということは、ある程度理解したほうが良いかもしれません。手軽かどうか?と聞かれれば、かなりウエットで、甘え体質で、とにかく人と遊ぶのが好きなインコです。
性成熟したと思われますので、♀の妖子と♂の花太郎の性質を、それぞれ分けて、どのように成長したのか書いていこうかと思います。

妖子(あやこ)オオハナインコ 雌について

性成熟した妖子

妖子 / オオハナインコ 雌

妖子は、5歳になりました。
ぼくのパートナーに非常に馴れていて、「見せて見せてみーせて♪」と言うと、羽を広げて、青い部分を見せてくれます。最近は、ぼくに対する狂暴性も、少々穏やかになったような気がします。ただ、決めた相手以外には、それほど優しいわけでもありません。

オオハナインコの雌は、自分のパートナーと決めた人に対しては物凄い忠誠心のようなものを発揮します。とにかく、パートナー一筋な所があって、べったりとくっ付いて離れません。
歌を聞かせたりすると、目が飛び出すような顔をして喜びます。

ちなみにですが、うちのインコ共通なんですが、YouTubeの動画を好みます。中でも、「まあたんの わくわく!てあそビッチョ!」を好んで視聴します。まあたんの声と動きがツボなようです。アクションが大きめの、子供向けの映像も好きだったりします。色々なタイプがありますので、インコを飼っている方は、どうぞお試しあれ。

オオハナインコの雌は、活発に動き回りますとよく書かれているのですが、どうでしょう?うちの場合は、他のインコに対して、特に動き回るという印象もありませんし、雄に比べて、よく動くということもありません。むしろ、どっしりとしていて、動きもゆっくりです。

声の大きさについてですが、本気の声は大きいです。ですが、たまにしか大きな声は出さない印象です。

おしゃべりについて

オオハナインコの雌の場合といいますか、妖子についてですが、語彙そのものは、かなり多いです。ただ、年月とともに、必要な言葉しか喋らなくなってきます。時々さえずりのように喋ることはありますが、主に要件として使える言葉を喋ります。例えば、人間が食べ物を食べていると、「ちょうだい!」と喋ったりします。あとは、「こんにちは!」はよく聞く言葉ですね・・
他に関しては、雄に対して落ち着いており、若いころほど喋りません。日光浴や、ドライブに連れていくと、物凄く喋る事もあるのですが、スイッチが入らないと喋らないという感じです。個人的な感想ですが、オオハナインコのスイッチが入った時の言葉の語彙は、ヨウムやオキナインコより多い気がします。ただ、長文は苦手なようです。

妖子の卵

オオハナインコの妖子が産んだ卵は二つ

妖子は、5歳になって、初めて卵を産みました。花太郎とのペアリングは失敗したため、無精卵。ぼくのパートナーを、自分のパートナーだと思っていて、パートナーが卵に手を出しても怒りません。
ただ、卵を温めている間は、クゥ~クゥ~と何か寂し気な声をあげていました。この声は、ぼくに対しては出しません。何か、甘えている声のようで、パートナーが手から餌を与えると、雛食い(雛のように食べるといいましょうか)します。自然界では、オスが餌を持ってきて、それを雛のように食べるのでしょうか?
卵は一月ほど温めていましたが、その後割れてしまい、取り除くことにしました。

花太郎(はなたろう)オオハナインコ 雄について

たぶん性成熟している花太郎

花太郎 / オオハナインコ 雄

花太郎は4歳になりました。
社交的で、あまり人見知りをしません。ただ、何か恐い事をされると、すぐにびびってしまい、逃げ出してしまう臆病さがあります。弱いものに対しては、オラつく事もありますが、基本的に臆病な性格でもあります。
とにかく人が好きなのと、他のインコに対しても社交的なところを見せます。というか、発情の相手とでも言いましょうか・・オオハナインコは、発情するとピキューン!と、ある種特殊な声を出すのですが、そう鳴きながら、他のインコ(♂)たちにゲロを与えています。

オオハナインコの雄がそうなのか、花太郎がそうなのかは分かりませんが、非常に寂しがりなところがあり、誰かがいないといけないという雰囲気を漂わせています。そのため、呼び鳴きに関しては、覚悟が必要なところです。

非常に遊び好きな面もあり、好奇心も旺盛です。ビビりなのに好奇心は、うちのインコでもナンバー1でしょうか?とにかく活発で、よく書かれているような、おっとり感は、まったくありません。うちのインコの中でも、一番活発に動き回ります。そして、遊ぶようにせがまれます。

声の大きさに関して言えば、覚悟しておいたほうが良いでしょう。更に寂しがりな上に遊び好きなので、呼び鳴きの回数も非常に多いです。防音が必要だと考えたほうが良さそうです。

おしゃべりについて

オオハナインコの雄といいますか花太郎の場合、おしゃべりは非常にします。ただ、スイッチが入った場合のみなので、いつでも話すわけではありません。
語彙に関しても、非常に多く、やはりうちのヨウムやオキナインコよりも多いという印象です。
徐々にですが、会話能力も身につけてきました。
同い年のオキナインコの宙太郎とは、一緒に育ったからなのか、非常に仲が良く、なんとインコ同士での日本語によるやりとりを確認しました。例えば、片方が「いないいなーい」と言うと、もう片方が「ばっ!」という感じで、言葉遊びをしています。どちらかが先に言って、それをお互いに返すという、一種の会話遊びのような事もしています。もちろん、人間に質問に対する返答も、たまにします。あくまで気が向いたらということになりますが・・

未だにひっくりかえる事ができる

ひっくりかえっているオオハナインコの花太郎

一度はやめていたのですが、最近、またこのような事が出来るようになりました。というのも、とにかく遊び好きな性格が関係しているような気がします。
とにかく幼稚な遊びは好きで、本当に人間の子供のようです。おそらく、うちでは、一番精神年齢は低いという印象で、成長も遅いです。もしかしたら、当分こうなのかもしれません。
インコの場合は、成長と共に、ややドライになる印象がありますが、花太郎のウエット感は、以前以上です。
反抗期があったのかどうかは分かりませんが、普通の大人のインコのような状態の時が反抗期だったのかもしれません。遊ばないと鳴き叫ぶので、時間を惜しまず遊んでやる必要があります。無視とかしたら、落ち込みますし、反抗的になるので、他のインコと同じようなものだと思わないほうが良さそうです。

では、結局のところ、オオハナインコは飼いやすいのか?

結論を言いますと、4年飼育したからといって、飼いやすくなったということはありません。
インコが変わるというよりは、飼い主が変わって対応するという事になると思います。

ただ、妖子は、ぼくに対しても、やや心を許すような感じが出てきましたし、花太郎は、以前よりも子供っぽくなりました。

二羽は、まったく別種の鳥のように性格が違います。同じような部分は、声と語彙ぐらいでしょうか?

雄と雌で、どちらが飼いやすいのか?に関しても、相性としか言いようがありません。というのも、妖子は、パートナーに対しては、物凄く手間をかけませんし、従順です。花太郎は、誰にでも寄っていく社交家ですが、活発すぎて、こちらが対応しきれない所もあります。その性格については、ぼくたちは”ウザかわいい”と言っています。

オオハナインコが、果たして何年生きるのか?については分かりません。未だ、未知な事が多いインコではありますが、やはり大型インコなので、長寿ではあるでしょう。それが30年なのか60年なのかは分からないという事です。とにかく、何十年のお付き合いになると思いますので、それを覚悟して飼ってやる必要があると思います。それに、インコは、誰でもいいという生き物でもありません。飼い主は伴侶だと思っているわけです。その事を考慮して飼う必要がありますし、そういうケアも必要だということです。

よく遊んで関わっているかぎりは、荒鳥になるような感じではないような気がします。昔のように、ただの鳥だからという感じで飼った場合は、そうなるのかもしれません。少なくとも、非常に傷つきやすい鳥でもありますし、そのメンタルの繊細さは人間以上だと思っていただいて良いと思います。

少々大変かもしれませんが、それを乗り越えて飼う事で、深い意味での一生の友になる鳥なのだと感じます。

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Posted by 中村 智道

映像作家・写真家
2018年に体調を壊してから、現在に至るまで、まともな制作が出来なくなったことから、極力エネルギーを使わずに制作する方法を考えています。
みどりの王様は、その実験的な試みで、なるべく消耗することなく制作する方法をこれで考案中。
ペットの撮影も、案外出来ます。気楽にお声をかけてください。
無理の無いよう、のらりくらりとやっていきます。

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