オキナインコを2年飼育してみた感想

オキナインコを2年ほど飼育してみたので、感想を書いてみます。

オキナインコとは?

オキナインコの宙太郎♂

ブラジル、アルゼンチン、ボリビア等、南米に生息する中型インコ。
全長は30cm前後で、体重は100g前後、そもそもの野生個体は、もう少し重くて、120gほどありますが、ファームによる繁殖個体は、やや小さいようです。
インコとしては珍しく、巣を小枝等で編んで、集団で作ります。

声は非常に大きく、金属質で、お世辞にも奇麗な声とは言えません。あと、鳴き始めると、非常にしつこく鳴き、他のインコが呼応すると、更に騒がしく鳴いてしまいます。
防音対策は必要なインコだと思います。

知能は中型としては非常に高く、ヨウムに次ぐ知能という人もいるほど。
さまざまなインコ芸も覚えます。
実際に観察した感じでは、確かにヨウムに次ぐぐらいの会話能力ももっていて、個体によっては上回るものもある感じです。
好奇心が強く、ものすごく人を観察していたりもします。
その好奇心からか、事故やトラブルも多い鳥種とも言われています。

ワカケホンセイインコと並んで、現在各国で野生化していて、ヨーロッパやアメリカ、日本等でも、繁殖例がみられるようです。
こういった種は、在来種を脅かすことになりますので、逃がさない、逃がさない事が重要です。
個人的に聞いた話ですが、岡山県の清音村で、このインコが数羽の群れでいるのを見たと聞いたことがあります。目撃したと言う人が、インコに詳しい方ではないので、同じぐらいの大きさの長尾インコ、ワカケホンセイインコかもしれませんし、その他の種類かもしれません。
このサイズの中型インコは、非常に適応力が高いようです。

界 : 動物界 Animalia
門 : 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱 : 鳥綱 Aves
目 : オウム目 Psittaciformes
科 : インコ科 Psittacidae
属 : オキナインコ属 Myiopsitta
種 : オキナインコ M. monachus

 

 

オキナインコは、どんな性格?

性格は陽気で、活発な感じで、手のりとして飼育すると、非常に社交性も高いように思います。
声によるコミュニケーションを好みますので、人の言葉もよく覚え、状況認識能力も優れていることから、会話も可能です。

そもそも、集団で巣を作るなどの性質から、コミュニケーションを好み、手乗りになれば、人とやりとりするのを好みます。
スキンシップも好みますので、ある意味色々な鳥種の良いとこ取りしたような性質かもしれません。

しかし、相手にする時間が少なくなると、荒化することもありますので、十分に相手をする時間が必用になります。

縄張り意識は強く、籠に手を入れると、攻撃的になることがあります。
噛まれると、普通に流血しますので、そういう性質があることを理解してやる必要があります。

 

 

雛~成長期にかけて

雛のころのオキナインコの宙太郎

当然ながら、他のインコと同様、雛の時代は弱いものです。
だいたい、今ぐらい、6月ごろから雛が出回ることが多いですが、寒い日もありますので、保温はしてやる必要があります。
暑すぎてもダメなので、その点は注意が必用です。

餌は、ケイティーやズプリームのフォーミュラフードをさし餌で与えていました。
他の中型インコと比べて、自力で餌を食べ始めるのは、若干遅いように感じます。
生後数週間~1か月ぐらいからは、自力で餌を食べれるように、ペレットやシードを入れておきます。
大人の大きさになっても、食べないことがありますが、根気強く与えてください。

声かけは、飼い始めたらすぐにしてやると良いと思います。うちの場合は3か月ぐらいで何となく喋っているかな?という感じになって、現在にかけて、どんどん発語も良くなってきました。

 

 

お喋りはどのくらいするの?

オキナインコのオクラ 残念ながら荒鳥で人に馴れていません

うちは、ブルーの宙太郎とグリーンのオクラ(荒鳥)を飼っていますが、手乗りの宙太郎は生後2年ぐらいですが、16歳のコイネズミヨウムの濃太郎以上の会話能力を持っていて、人に驚かれたりします。
外に籠を出していると、通りがかりの子供と会話をしていることもあります。
子供が去ろうとすると「バイバーイ」ときちんとTPOを理解してお喋りできます。
ただしですが、コイネズミヨウムの濃太郎の4歳時の全盛期に比べると、会話能力も、語彙も、若干劣るという点では、世の中で言われている通りとも言えるかもしれません。

驚いたのは、荒鳥のオクラで、生後2年以上の荒鳥だったわけですが、人経由ではなく、宙太郎経由で言葉を覚えました。
上手ではありませんが、人に馴れずに成長してしまった個体が喋るというのは、個人的には新鮮でした。

どの鳥種でも言えることですが、必ず喋るわけではないということが考慮する必要があると思います。
ただ、コミュニケーションが好きな鳥種なので、根気強く声かけはしてやってください。
お喋りという目的だけではなく、コミュニケーションとしての声掛けは重要なことだと思います。

 

反抗期~性成熟期にかけて

宙太郎に関して言えば、反抗期というのは、よく分かりませんでした。
大型インコ等は、けっこう分かりやすいものですが、うちのオキナでは、体感的に分かるというほどのものではなかったようです。

現在は性成熟していて、これは生後1年ぐらいから、そういう行動を見せていたように思います。
オオハナインコの花太郎と一緒に育てたのですが、最近は体格がまったく違うにも関わらず、ゲロを与えたりしています。
しかし、兄弟と思って育ってきたというのに、ゲロを与えるようでは、近親交配も簡単にしてしまうように思われるのですが、どうなのでしょうね?
そもそも、そうならないために、反抗期はあるのもだと思っていたのですが・・
コボウシインコの場合は、近い時期にお迎えしたオキナインコのオクラに対して反抗期をむかえ、現在も敵意むき出しのまま現在に至ります。

 

まとめ

現在のオキナインコの宙太郎

オキナインコはとても利発で、言葉もよく覚え、コミュニケーション能力も高く、スキンシップを好み、陽気な性格で、ある意味、来すぎたインコと言えるかもしれません。

ただし、コミュニケーションを好む性格から、十分に相手にしてやらないと、すねてしまい、それが続くと荒鳥になってしまうこともあるようです。

声はとても大きく、金属質で、とにかく騒がしいので、防音対策は、飼う前から考えておいたほうが良いかもしれません。

好奇心が強いため、トラブルが起きないよう、注意する必要があります。
気が付かない間に、足元にいたり、ちょっとした隙に逃げてしまうことがあります。
とにかくトラブルが多いことでも有名な鳥のため、事前に対策しておくことも考える必要があります。

これらの点をふまえて飼育するならば、オキナインコはとても良いパートナーになってくれるはずです。
うちのオキナインコもこれから、どう変わっていくのか楽しみです。

Posted by 中村 智道

映像作家・画家
2018年に体調を壊してから、現在に至るまで、まともな制作が出来なくなったことから、極力エネルギーを使わずに制作する方法を考えています。
みどりの王様は、その実験的な試みで、なるべく消耗することなく制作する方法をこれで考案中。
無理の無いよう、のらりくらりとやっていきます。

2 コメント

  1. オッキーいいですね。妖子ちゃんも美人ですね。憧れます。先日うちのマメちゃん私がトイレに行った間、家族に放鳥を見てもらってたんですが、肩に留まったんで、払ったそうで、自尊心を傷つけられて、籠からいじけて出てこなくなり心配しました。ごめんようトイレもいかんようにするから。一晩寝ると朝はピチクリ歌ってくれました。

    1. ちょこさん
      ありがとうございます!
      妖子は人気あるんですよ。ぼくには、とても狂暴ですが・・

      マメルリハは小さな鳥なので、払われるとショックかもしれませんね・・手なんか、車のように巨大ですし。
      小さな鳥は、手が嫌いになりがちですけど、飼い主さんのことは認識していると思いますので、変わらず優しくしていたら、ずっと乗ってくれますよ。

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