荒鳥の手乗り訓練

売れ残りを救出してみたものの・・

オキナインコのオクラ

うちには、2羽の荒鳥がいます。

オキナインコのオクラと、オオホンセイインコの皇次郎

そもそもは、売れ残りだったりで、まったく売れそうな雰囲気もなかったわけで、何年もペットショップにいた個体です。

オクラは、現在四歳、皇次郎は五歳です。救出した時の年齢は、オクラが二歳、皇次郎が五歳です。

荒で何が困るの?という疑問も、もしかしたらあるかもしれませんが、大いに困るのは、自ら逃げようとすることと、病院でも逃げまくる事。

あと、コミュニケーションがとれない事から、お互いにストレスが溜まる事でしょうか。

鳥だけで言えば、例えばペアにしてしまえば、鳥のストレスは軽減するでしょうが、逃げる事と病院で困ることは変わらないわけです。

そして、うちの場合は、二羽とも、逃げたとして、日本の気候に適応して野生化してしまう能力の持ち主です。

 

 

色々な事態を想定しなければ・・

皇次郎

基本的に、動物愛護と、自然保護の考え方は相いれないところがあって、外来種が、帰化して繁殖した場合、自然保護を考えるならば、駆除と言うのが常識的な考え方になります。帰化生物は、場合によっては、自然界に重大なダメージを与えることもありうるわけで、鳥飼いに分かりやすく説明すると、例えば猫や犬、そしてネズミ、これが野生化、或いは野良化したことで、カカポ(フクロオウム)等は絶滅の危機に瀕しているわけです。
この場合、容赦なく自然保護の考え方が適用されることになって、犬や猫、もしくはその他の外来種は駆除の対象になります。
動物愛護を叫べども、多くの在来種が駆逐されていくわけですから、優先順位は、おのずと決まっているわけです。

誰も幸せになっていないのがポイントでしょうか?

ここには、本来、外来種である動物には罪は無く、持ち込んだ人間の責任ということになるでしょう。
冤罪の動物が殺されるわけで、けっこう罪深いものなわけです。

自ら逃げようとする生き物を逃がさないのも、けっこう大変なものですよね?

 

 

まずは、手から餌を食べてもらう

原始的なやりかたですが、餌で釣るのは基本的なやり方のような気がします。
こちらが、何と考えようと、真心を持っていようと、相手から見れば異種で巨大な恐ろしい生物にすぎません。心が通じ合うとか綺麗事を考えても、そんなことはすぐに幻想だと思い知らされます。

荒鳥の態度を見ていると、人間の手とか、もしかしたら気持ち悪く見えているのでは?という感じにも見えます。指がくねくね動いて異様だとみえるかもしれません。
あと、どうしても逃げるので、捕まえてしまうこともあり、ますます信用におけない生き物が手なのだと思います。

この手から餌を食べてもらうのは重要な気がします。

 

 

とりあえず、諦めずに色々考えてみる

皇次郎とオクラの訓練

正直、この二羽が、何年後に手乗りになるのかは、分かりませんし、もしかしたら、それは一生無いかもしれませんが、可能性はあると思いますので、何年でも続けてみることにします。

皇次郎のケース

皇次郎の場合は、鳥かごと、その内容物以外はすべて恐いという感じです。床にすら降りることが出来ません。ですが、鳥かごであれば何でも良いという感じもあります。

恐い物には順番があって、まずは床>外部の棒>人間という感じで、消去法で、床や棒に乗っている場合は、手に乗ってくれるようです。
外部の棒は嫌いですが、本能的に目の前にあると乗ってしまうようです。
そこに手を出すと消去法で手に乗ってくれるようです。
これを手乗りと勘違いする人もいますが、あくまで、より怖いものから移動してきただけにすぎません。

ヒマワリや麻の実に関して言えば、恐怖よりも食べたいことが上回るらしく、これを利用しない手はないと思っています。

ですが、籠から直接手に乗る事はありません。

籠以外の場所に行けないわけで、逃げることも出来ません。なので、この狭いスペースを利用して毎日訓練している感じです。

肩に乗ることもありますが、これも他の場所がより怖いため移動してきます。
顔を向けると、嘴でグイっと押してきます。
パートナーは、この時、皇次郎が、キスをしてきたと思ったようですが、よく見ると、インコ特有の、こちらに来ないで、という意思表示で、嘴で押し返していただけのようです。
何度か確認しましたが、信頼した上での行動ではありませんでした。

こんな感じですが、逃げない事と、回りくどいですが、手に乗る事、あと、餌を要求してくる事から、比較的手乗りになる可能性は高いのではないかと思っています。

オクラのケース

オクラの場合はより深刻です。

お迎えした時は、毛引きもありました。現在は治っていますが、籠以外も恐れるわけでもなく、人間をメインに恐れます。
なので、消去法で、こちらに接近することも無く、逃げた場合、半ば強引に捕まえなければ逃げ続けることもあって、より手を恐れるようになる可能性も高いです。

あと、後に迎えた、オキナインコの宙太郎に依存していて、そういう意味では、二羽の世界に浸れますし、皇次郎よりストレスは少ないでしょうが、手乗りにすることは、より難しくなっています。

元からですが、こちらが立ち上がると逃げ出します。当初は手から餌を与えるにも、非常に手間がかかり、何時間も向かい合う事が必要でした。

最近気がついた事ですが、自分の目線が、オクラより低いほうが餌を手から食べてくれるようです。
動物的には、これは、こちらが格下だから、少し怖くないということになっているのかもしれませんが、上から襲われる可能性は低いからとも考えられますね。
色々なケースを考えながら、合わせていく必要がありそうです。

とりあえず、手から餌を食べるようにはなっているので、クリッカーを使った訓練に、もうそろそろ以降しようかと思います。

少し近寄ったら、クリック→餌やりを繰り返して、徐々に距離を減らしていくことを考えています。

 

 

何か進展があったら

何か進展がありましたら、また何か書いてみようかと思います。
訓練は、長期間続くと思いますが、諦めずに頑張ってみようかと思います。

Posted by 中村 智道

映像作家・画家
2018年に体調を壊してから、現在に至るまで、まともな制作が出来なくなったことから、極力エネルギーを使わずに制作する方法を考えています。
みどりの王様は、その実験的な試みで、なるべく消耗することなく制作する方法をこれで考案中。
無理の無いよう、のらりくらりとやっていきます。

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