目次
そろそろ安定期でしょうか?
オオハナインコの飼育を始めてから、3年以上が過ぎました。
そろそろ安定期になってきたと思いますので、飼育の感想を書いてみます。
うちには、2羽のオオハナインコがいて、それぞれ、雄と雌となります。
飼育前は、本やネットに書かれている事を参考にしていたのですが、飼育してみると、色々と様子が違うことに気が付きました。
マニュアル通りに育てた場合、そうなるのかもしれませんが、そのままいくと、そろそろドライになり始め、人から離れていくという感じなのかもしれません。
インコは、飼い主を、異性と見なし、パートナーになる傾向がありますので、そうだとしたら、何故人から離れていくのか?本能が目覚め、人間を同種族と見なさなくなるのか?
うちでは、結論としては、そうなっていません。
二羽ともベタベタに馴れたままです。
その二羽の、今の様子をここでは書いてみようかと思います。
3年後のオオハナインコの性質
妖子(アヤコ) ♀
今までと、写真の様子がガラッと変わりましたが、ぼくが、写真家デビューしたのでフィルム写真を撮るようになりました。
現在の妖子ですが、どっしりとしていて、ぼくのパートナーにべったりと体を密着させてくっついています。
完全に伴侶と認めていて、もの凄い信頼関係があるようです。
ぼくに対しては、ライバル視していて、非常に狂暴ですが、最近は、少し収まってきた傾向です。以前ほど強烈に噛みつくことは少なくなってきました。
ですが、テリトリーに近寄った場合は、かなり強めに噛みます。パートナーに対しては、それはありません。
結論としては、パートナーにとっては、非常に飼いやすいインコになりました。
パートナーは、少々オーバーアクションで、インコにとてもよく話しかけるのですが、それによって、ほとんどのインコの信頼を得ています。
その中でも、最も寄り添うのが、妖子です。
ネットには、活発に動き回るのがメスのように書かれていますが、どっしりとしていて、そこまで動き回りません。それは、むしろオスのように感じます。
妖子は、ぼくには、あまり馴れていませんが、外に出ると、ぼくに寄り添ってきます。どうやら、テリトリーを大きく離れると、不安になって、僕にも寄り添うようです。
この状態で、家とかに帰ると、部屋に入った瞬間に噛みつきます。
つまり、そういうことのようです。
花太郎(ハナタロウ) ♂
現在の花太郎は、買い始めた時期は近いものの、年齢は、妖子の一つ下で三歳となります。生まれて一月以内の個体を、お迎えしたためです。
性格は、よく書かれているように、おっとりとした感じではなく、元気に動き回る、活発な個体という感じです。
妖子同様に、荒鳥化することはなく、今もベタベタに馴れています。
こちらは、常にべったりとくっついている感じではなく、一人遊びが好きで、とにかく物を壊します。これは、妖子には見られない性質です。
他、何種類か、インコは飼っていますが、最も活発で、物を壊すのも一番です。こちらが、少々疲れるぐらい元気は良いという感じです。
非常に賢く、ナスカンや、籠に最初から付いているようなロックは、すぐに外してしまいます。
そんな感じですが、非常に繊細で、些細なことに怖がるようなこともあります。好奇心と、恐怖感が同居している感じでしょうか?
飼っている、ぼくたちに会えないと、とても落ち込んで、ギャーッと鳴き叫びます。
うちでは、最も長時間相手をしないといけない個体でもあり、かなり世話はやけます。
ただ、それは人間の子供のような感じと言えば分かりやすいかもしれません。
声は、体格なりなので、決して静かではありません。
飼育三年後、お喋りはどうなるのか?
妖子(アヤコ) ♀
妖子は、飼い始めたころ、かなりお喋りをしていましたが、最近は、必要な言葉を中心に喋り、さえずりのように言葉を喋ることは少なくなりました。
これは、4歳になり、ある意味落ち着いたのだと思います。
「ちょうだい」とか、要件については、よく喋ります。
たぶん、それ以外の言葉は、満たされると喋らないという感じです。インコは、満たされないから、こちらの関心を引き付けようと喋る傾向があると思います。
妖子は、パートナーに非常に可愛がられているので、そういう意味では、喋る必要が、無くなったのかもしれません。
ただ、忘れているわけではないので、何かスイッチが入ると喋ることがあるかもしれません。
花太郎(ハナタロウ) ♂
対する花太郎は、非常にお喋りします。
ヨウムや、オキナインコほどではありませんが、かなり状況を理解して話す事も可能です。
要件がある時も、それに応じた言葉を喋るので、ある意味分かりやすくもあります。
活発で、好奇心が強い反面、弱っちいところもあるので、色々と満たされず、喋るということもあるかもしれません。
あと、時間帯で喋る時間があるようです。特に喋るのは、朝起きた時と、夜寝る前です。この場合、語彙でいうと、ヨウムやオキナインコより多いのではないか?と思うことが多々。実際に喋っている単語数は多いのではないかと思います。ただし、これはさえずりのようなものなので、意味があって喋っているわけでは無さそうです。二年ほど前は、妖子も同様にお喋りしていました。
今後数年間飼育していて、このままか?と言われると、そうはならないかもしれません。
結局のところ、飼いやすいのか?
妖子(アヤコ) ♀
花太郎に比べて、比較的静かでもあり、どっしりとしていて、あまり動かず、物もあまり壊さないので、飼いやすいか?と言われると、随分飼いやすくなったと思います。もしかしたら、こちらが慣れたのかもしれませんが・・
ただし、敵視されると大変で、この場合は、猛獣を飼っていると考えるしかない状況にも陥ります。
これは、コミュニケーションが少なかったり、家族の他の人に馴れている場合、起こりえると思います。
少なくとも、家族の他の人に馴れているのなら、そちらに任せる事も可能ですが、コミュニケーションの少なさの問題で、そうなっているならば、飼い主にも鳥にとっても良いことだとは言えません。
とにかく寂しがりな鳥種でもあるので、コミュニケーションがとれる時間を確保する必要があると思います。
ハマれば、とても飼いやすい鳥だとは思います。何より綺麗ですしね。
花太郎(ハナタロウ) ♂
どちらかというと、今のところ、こちらの花太郎のほうが世話がやけ、大変なところがあります。
よくお喋りもしますし、活発で可愛いのですが、目を離す事が出来ないぐらい、物を壊します。これは、インコの性分でしょうが、その中でも際立っているところがあります。
ですが、社交家で、初めて会う人にも警戒せず、すぐに寄っていくようなところもあり、人から可愛がられる得なところもあります。
声は非常に大きく、人に会えないと、頻繁に鳴くので、防音対策は必要かもしれません。
非常に繊細なところがありすので、あまり叱ったりしないほうが良いところもあり、そこが微妙なところですが、加減をして叱ることで、やってはいけない事は理解するようになってきます。
ただし、こちらが目を離すと、何も無かったように、物を壊したりします。
実は、妖子のパートナーになる予定でしたが、残念なことに、妖子が嫌いで、そうはなりませんでした。妖子が、自分より強いことにショックを受け、それで恐くなったようです。
もうすぐ四歳になるけれど
2021/3/14 追記です。
最近、花太郎も徐々に従順になってきて、何故か、こういうこともやってくれるようになりました。ひっくりかえりというやつでしょうか?
だいたい、こういうことは、幼鳥の時から自我が芽生えるとやらなくなってくるものだと思っていましたが、花太郎の場合は、逆だったのかもしれません。
結局、荒化することはなく、十分にかまってやったオオハナインコは、穏やかに育つようです。
これは、一歳年上の妖子も同じで、より人間に寄り添うようになったと思います。
二羽とも、大変な時期は過ぎて、安定してきた模様です。
ただ、おしゃべりの回数は減ってきたかもしれません。何か、使う状況に持ち込めば喋るでしょうが、満たされているときは、不要と考えているようです。
まぁ、それならば、それで良いのかな?とも思います。